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あの日見たかった星空は君の上にあるのに…神様の意地忘れ
nyori 投稿 - 2018/06/18 更新 - 2018/06/18 0 Comments 309 Views
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砂の音が消えない 君が座ってた跡も
あの日見たかった星空は今君の上に

待ち合わせは時間より早く
少し着飾って 頬を赤らめて
やっと漕ぎ着けた この小さな奇跡を
決して手放さない

透明な檻に入れられたみたいで
触れるほどに遠ざかっていく
怖くはないよ
もっと近くにいて欲しい
君を感じたい

水が流れてく 空に消えていく
忘れないように願った
最初で最後の神様お願い
一度でいい 会いたいの
ほんとは伝えたい 君と話がしたい
届かないこの腕が
君の記憶から 零れ落ちていく
神様の意地悪

誰もいない夜の水族館
壁にもたれて 星を探した
全部が夢で また出会えたなら
手から離れてく

何処までも続く道の片隅で
蹲る儚い少女ならば
寂しくないよ
もっと近くにいて欲しい
君を感じたい

夜に溶けていく 声がかすれてく
思い出すように願った
これが最後の君への言葉
一度でいい 抱きしめて
ほんとは告げてみたい
君の顔が見たいの
重ならないこの腕が
君の記憶から 消えてしまう前に

砂の音が呼んでる 君のいない未来へ
最初から知ってた君はいないって
あの日見たかった星空は今君の上に

想いが枯れていく この胸と共に
上書くように囁く
一度だけ……好きなんだ
ほんとは奏でたい
君だけのメッセージ
届かないこの腕が
君の記憶から 零れ落ちていく
神様の意地悪
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