まだ真っ白な紙は僕の頭の中のよう
ペンを握ったところで鼻の下にのせてみたり
かと思えばすぐにくるくる回してみたり
思ったようには上手くいかないんです
書いては消してを何回も繰り返しながら
手垢に塗れたそれは不器用な恋そのもので
時間が経つのも忘れて君を想いました
それだけでなんだかにやけてしまう僕でした
当て所なくさまよいながら
恥ずかしげもなく歌いながら
まるで歩くように言葉を探した
恋という恋を踏みしめながら
ひとつひとつに恋をしたんだ
そのどれもが君でいっぱいの
小さな大きな宇宙を旅して
やっとできたものなんだから
思い返せばそんなに大したものじゃないんだ
ころころ転がしたペンに導かれたようなもので
時間が経つのも忘れて君を想いました
良い顔しがちな思い出 今日も今日とてまた
さりげなく寄り添いながら
恥ずかしげもなく歌いながら
確かめるように言葉を紡いだ
恋という恋を文にしながら
ひとつひとつに恋をしたんだ
そのどれもが君が描いたもの
小さな大きな宇宙を旅して
やっとできたものなんだから
まだ真っ白な紙はヒコーキになって飛んでった
僕の頭の中はね ちゃんと君に伝えたからさ
6 Comments
2018/06/14
恋って言いすぎな気もするけど、でもこれでいい気もするんですよね。
その説得力? みたいなのがすごいな~。
2018/06/15
コメントありがとうございます!
動画…お願いしたいですっ…笑
なんかいい雰囲気の作品できたらお声掛けさせていただくかもしれません!
自分の弾き語り動画、真っ黒ですもんね笑
2018/06/17
まるで映画のワンシーンですね。
まっすぐな主人公の気持ちに思わず微笑んでしまいました。
2018/06/17
Sakさん
コメントありがとうございます。
主人公の不器用な感じが微笑ましいですよね笑
頭の中の宇宙を、君に恋をしながら旅して、それを文にする感じを想像してもらえれば嬉しいです!
2018/06/17
良い作品ですね〜
2018/06/17
コメントとgoodありがとうございます!
すごい嬉しいです!
自分も一番の途中から楽しく書けました笑