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過ぎてからじゃ遅いけど
nyori 投稿 - 2018/06/12 更新 - 2018/06/12 0 Comments 342 Views
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淡い色で染めた帆を
風に流して消えていく
涙もポロリ 嘘で固めた
ホントなんて何処かにいった

シャララ 鈴の音 あなたの笑顔
墨で隠した さよなら 記憶
増えても何も変わらないから
切なさに胸が軋む夜

要らないって 突っ返して
瞳は何故か ひとつと変わらず
私を抱いて 撫でてくれた
鬼だね 地獄で会おう?
こんなに可愛い面影のままで

薄い言葉で色づく春に
想いを乗せても褪せていく
零した明日に嘘を注いで
本音なんて何処かにいった

カラリ 晴天 あなたの姿
空に浮かべて 飛んでけ 想い
開けばいつも同じだから
儚さに胸を焦がした昨日

辞めてよって ひっぱたいた
あなたは何処か心撫ぜてて
私を抱いて 愛を教えた
羅刹だね 息の根止めてよ
あんなに可愛い影を遺して

一度も交えず 離されたのに
”いろは”は今も覚えてる
あなたがくれた最後のカケラ
海に流せば 届くかな
あなたの笑顔 また見たくて
天に叫んで 声を枯らした

嫌いだって 抱きついた
今でも同じ ”嫌い”と言うよ
私に預けて 繰り返すんだ
鬼だね あなたが教えたんだよ
素直じゃないのはお互い様
なんて
会えてから言おうよ
虚しくなるだけ もう遅いけど
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