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好きな人にふさわしいのは私じゃなかった
kinoko0929 投稿 - 2018/06/09 更新 - 2018/06/11 2 Comments 1689 Views
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缶ジュースのプルトップ
なんにも言わず 開けてくれた
あなたの指に 指が触れて
そっと 腕を引いた

でも いらない やさしさは
あの子のために とっておいて
これきりだから 覚悟きめて
ソーダ水を飲んだ

硝子のバトン あの子に渡す
好きな気持ち負けたわけじゃない
硝子のバトン あの子に託す
お似合いだからコースはずれる

そうよ わたし気づいてた
あの子の気持ち 知らんぷりで
あなたがきっと 気に入るのも
たぶん なんとなくね

好きなひとと 友だちを
同時に失くすことがイヤで
会わせなかった あなたたちを
だけど もうね ダメね

さよならバトン あの子にあげる
どうか彼をたいせつにしてね
さよならバトン あなたにねだる
どうか二度と連絡しないで

硝子のバトン あの子に渡す
好きな気持ち負けたわけじゃない
硝子のバトン あの子に託す
お似合いだからコースはずれる
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2018/06/09
ああ、そうか、小物ひとつでこうも個性とストーリー性を出せるのか、と。

くそー。めっちゃ悔しい!(笑

メモっておきます。(笑

諸事情より、GOOD自粛中ですが、気持ちは3GOODくらいです。
kinoko0929kinoko0929
2018/06/11
さくさん、コメントをありがとうございます。
ガラスとバトンという、どちらもよく使われるものも、
組み合わせると新たな発見がありました。
好きな人への想いをバトンに託して親友へ引き継いでみました。
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