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君は君に酔っている、僕はそれに酔い痴れる
nyori 投稿 - 2018/06/07 更新 - 2018/06/07 0 Comments 329 Views
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隣で俯く君を眺めて
長くて深い溜息をつく
会話なんて
どれだけ続いてないか
数えるだけ無駄だったりね

造られた言葉じゃなくて
新しくもなく古くもない
マイセレクトな台詞があったら
建前で飾られた理想を
聞いて欲しくて

君は君に酔っている
僕はそれに酔い痴れる
なんで君だけなのさ
ライターをどこかに
棄ててしまったようで
火がつかない ココロの灯火
赤錆てくならもういっそのこと
君って存在を消しておくれよ

近くで寄り添う僕
憐れで掛ける洒落さえない
防ぎがちで
それでもそばに居たい
慰めても報われないから

選ばれた”好き”じゃなくて
珍しくもない衝撃なんだ
ユアセルフな喜劇があったら
金属で囲われた庭園を
ぶち壊してよ

僕は君に酔っている
君はアレにのめり込む
マッチを見つけたのさ
でも中身は全部
湿ってしまったようだ
役に立たない低脳ぶら下げて
凍てつくような終わりにしよう
君って存在はここにはいない

君から溢れる何かは
僕を取り巻きトリコにするのに
僕から流れる気持ちは
君を飲み込み 束縛するだけ
独占欲と嫉妬心とが混ざり合って
毒気を増して 僕を蝕む
「さよならだね 愛してる」

君は君に酔っている
僕はそれに酔い痴れる
なんで君だったのさ
そんなの神だって知らないくせに
燈を失った ココロの灯火
風化して掻き消されていくのさ
”ずっと”
ah 君は君に酔っている
僕はそれに酔い痴れる
好きになって何が悪い?
ライターをどこかに
棄ててしまったようで
火が灯れば ココロは踊る
でも 赤錆てるから君は抱けない
君って存在は綺麗なままで
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