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僕と君が心の底から別の生き物だったなら
nyori 投稿 - 2018/06/06 更新 - 2018/06/06 0 Comments 431 Views
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波打ち際のマーメイド
後ろ姿じゃ つまらないよ
僕の心のジュリエッタ
どうか抱き寄せてみたくて

うねる髪も 長い溜め息も
好きだよ 全部好き
でも君は僕を好いてくれない
人だから 君を傷つけるから
あゝ 叶わぬ恋ほど愛おしく
この身はいつでも捧げると言うのに

愛してると囁いたって
所詮 口約束 後に残らない
僕だけの言葉を探し求める
たとえ その身に響かなくても
自己満足のために 見つけ出すから
少しの間 付き合っておくれ

思い立ったマーメイド
僕の前から消え去った
僕の心のジュリエッタ
どうか出てきておくれよ

伏せたまつげも 綺麗な足も
恋しいよ ずっと脳裏に
でも君は僕を想っていない
男だから 君を悲しませるから
あゝ 実らぬ恋こそ狂おしく
この身はいつでも
求めてるというのに

愛してると繰り返しても
所詮 紙切れ 薄っぺらいと
君だけの言葉を温め育む
もしも その身に届かなくても
自己嫌悪のために 遺しておきたい
君に恋した夏の終わりに

冬がきても海は動く
君は広い空の下に降り注ぐ
星の数ほどではなかっただろう
ああ 自分でもわからないさ
でもこうしてまた逢えたね
僕の勝ちだ

愛してるしか見つからなくて
誰しも知ってるありきたりだと
呆れた顔も可愛すぎる

愛してると囁いたって
所詮 口約束 後に残らない
僕だけの言葉を探し求める
たとえ その身に響かなくても
自己満足のために 見つけ出すから
少しの間 付き合っておくれ
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