新規登録 ログイン
タイトルはラテン語で「雫」って意味です。
dididim 投稿 - 2018/06/01 更新 - 2018/06/01 0 Comments 268 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
乾いた風が前髪を攫う
昨日の様を笑いに来たのかい?
経験と呑み込んで受け入れても
まだ僕には早かったみたいで

くしゃくしゃに丸めた声が
積もるだけで亡くならない
見た目通りの下らない日々に
頭抱えて膝抱えて 繰り返してる


焦がれて あがいて どうしても欲しくて
必死にひねり出そうとした アナタへ
卑しさも 情けなさも
曝けてでも欲しかったんだ
此処にいるよ 此処にいてよ


近くて遠いってこの事か
思い知ったのは最近になってから
青空に良く映える向日葵の様な
その笑顔をアナタはくれない

何となく居やすい距離で
ふと気が付いたら話してる
そのままの二人だった方がさ
幸せかな苦しいかな 繰り返してる

求めて もがいて どうしても欲しくて
何十回も伝えようとした アナタに
倫理など 常識など
捨て去らなければ届かないよ
此処にいるよ 此処でいるよ

アナタが眩しすぎるから 前髪が無きゃ
向き合えないんだよ 多分ね
その癖欲張って 隣にいたいだなんて
烏滸がましいけど 許して欲しくて


優しくて 無邪気で 何よりも愛しい
何かと危なっかしい アナタへ
本心も 建前でも
せめて自分は知らずに笑うよ
此処にいるよ 此処にいるよ


流した記憶は 丸めて飲み干した
苦くて飲めたモノじゃないな
変わらず眩しい アナタがいるなら
そっと此処にいる事にしよう


いつかのアナタの幸せまで
















タグ :
*
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録