膝を抱えて待ってる
誰かを その声を
宛てなき周波数を合わせる
呼吸が 聴こえる
時間を忘れてしまった
耳鳴りが 止まないから
名もなき衝動に身を焦がして
太陽が また昇るまで
誰かに合わせて生きることは
仕様がない なんて云っていたい
宛てなき周波数は僕のように
頼りなく 伝う雨も
愛想を忘れてしまって
名ばかりの 誇りだって
果てなき衝動に身を任せて
太陽が また昇るほうへ
今日もまた
膝を抱えて待ってる
誰かさんの声を知ってて
夜になればまた一人
そんなことすら承知の上で
幾ら失敗したって良いさ
なんの変哲も無い朝
身を焼くような光に誘われて
カーテンを開けるだけ
今日もまた
13 Comments
2018/05/29
どこからか声が届く不思議。救われるような気分をうまく書いてるな~と。
白倉由美さんて作家さんが、ラジオの周波数をゼロに合わせるっていうモチーフ使ってて、
ガツンとやられた覚えがあります。
それにしても、この高レベルの安定感は何なんだろう。(笑)
2018/05/30
一方的な良さってあると思う私には、沁みわたる作品と思います
元々、おしゃべりが苦手??なのか、聴いているほうが心地いいのか…
未だに判断つかなかったりもする自分がいるけれど
>太陽が また昇るまで
ここに、様ざまな意味が集約されている作品のように思えます
そして
>カーテンを開けるだけ
良い、ポジティブ感にもってまとめあげられているように思う、夢芽でした☆ミ
2018/05/30
私も、自分自身と重ね合わせながら読んでました。
ラジオが生活に溶け込んでいる様が伝わってきて、いい雰囲気が出ているなと思いました。
2018/05/31
goodありがとうございます。
さくさん
コメントとgoodありがとうございます。
まさにそんな不思議を形にできればと思い作りました。
安定感なんてないですよ、毎回必死です笑
2018/05/31
コメントありがとうございます。
お久しぶりですね!
いつも的確にコメントいただけるので嬉しいです。
なんやかんや良い方へ向かう作品多いですね自分。笑
またよろしくお願いします。
2018/05/31
Sakさん
コメントありがとうございます。
Sakさんもお久しぶりですね。
これはけっこう実体験に近い感じで。
中学か高校か忘れましたがラジオ聴いてまして、そこで色んな良い曲に出会ったり、ラジオの世界に救われた思い出があって、それを少しでも形にできたかなと思います。
2018/06/01
「誰かに合わせて生きることは
仕様がない なんて云っていたい」
って言葉が超いいですね、、、云っていたいです、、、
2018/06/01
味わい深いですねー!
2018/06/01
コメントありがとうございます。
そのフレーズ自分もお気に入りです。
人間関係がなんだかラジオの周波数のように思えて、それぞれがそれぞれに合わせるように必死になって探す。
ぴったり合えば相手の声が聴こえるみたいな感じですかね。。
2018/06/01
コメントありがとうございます。
こちらもお久しぶりですね!
ラジオいいですよ!
知らない音楽に出会えたりしますし、たまにクスッとしたりもします笑
2018/06/02
流石4人目のパーソナリティー!笑笑
しかしどんなテーマでも優しく仕上げますね〜。
僕もモニカジャポニカさんと同じところ大好きです!
加えて、
宛てなき周波数は僕のように
頼りなく 伝う雨も
愛想を忘れてしまって
名ばかりの 誇りだって
そっからの↑の流れが神がかってるなって思いました!
2018/06/03
goodありがとうございます。
マンボウさん
コメントとgoodありがとうございます。
実はマンボウさんの前回のラジオからインスピレーション?を受けて作りました!
なので少しtacica色出してます笑
まああとは自分のラジオに対する想いですが。
2018/06/09
勉強になります。