添えられた手をそっと握り
いつかの想いを載せて願う
きっと きっと アナタなら__
腕の傷は勲章のよう
指の節が苦労を語って
ハンドル握る横顔は
わたしの知らない
最後に残ったタバコの香り
それだけがアナタのいたシルシ
金に限りなく近い茶色が
まぶたのウラにチラつく
見つめ合う目がふっと逸れた
いつもの笑顔を浮かべ願う
きっと きっと これからは__
たった一つ失ったのは
心の奥 秘めたる純情
「このまま 袋いりません」
店員に告げる
たった1回犯した罪を
いつまでも忘れられずにいる
黒に限りなく近いホワイト
ホントのウラで誓った
最後のキスは助手席
タバコの染み付いた車内で
コーヒーの香りしたアナタが
運転席から身を乗り出した
頂戴 アナタが知らないアナタ
知り得ない想いは秘めたまま
ウソに限りなく近いホントを
アナタの胸に突き刺す
汚れた作業着とセーラー服が
暗闇に紛れて消えていく
白いアウディがゲートを抜けて
高速道路を駆ける
そんなの知らない もう知らないから
わからないまま瞳を閉じて
赤に限りなく近いピンクは
見ないフリした あの時
心に秘めたまま さよなら
いつかの想いを載せて願う
きっと きっと アナタなら__
腕の傷は勲章のよう
指の節が苦労を語って
ハンドル握る横顔は
わたしの知らない
最後に残ったタバコの香り
それだけがアナタのいたシルシ
金に限りなく近い茶色が
まぶたのウラにチラつく
見つめ合う目がふっと逸れた
いつもの笑顔を浮かべ願う
きっと きっと これからは__
たった一つ失ったのは
心の奥 秘めたる純情
「このまま 袋いりません」
店員に告げる
たった1回犯した罪を
いつまでも忘れられずにいる
黒に限りなく近いホワイト
ホントのウラで誓った
最後のキスは助手席
タバコの染み付いた車内で
コーヒーの香りしたアナタが
運転席から身を乗り出した
頂戴 アナタが知らないアナタ
知り得ない想いは秘めたまま
ウソに限りなく近いホントを
アナタの胸に突き刺す
汚れた作業着とセーラー服が
暗闇に紛れて消えていく
白いアウディがゲートを抜けて
高速道路を駆ける
そんなの知らない もう知らないから
わからないまま瞳を閉じて
赤に限りなく近いピンクは
見ないフリした あの時
心に秘めたまま さよなら
3 Comments
2018/05/16
色彩で心理描写とかね。上手いですね。
2018/05/16
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思わずドキドキしてしまう展開、
詞の世界観に脱帽させて頂きました♪
2018/05/16
そこは私も意識していたところなので、気づいて頂けて嬉しいです( ^^ )
Baronさんコメントありがとうございます!
幼なじみのお兄さんに対する初恋をこじらせてる高校生、という裏設定です。