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崩れた空のもとで
ひしめき合う 虚は息と受け
帰らぬ帳の 降ろし手は何処
どこかしことなくつい押し黙る
誰しも
正しきを知るも
足早は集うよう 苦しみを駆け上る
その先の風景を
見誤りに
凍えて 飛べぬ魂魄の蝶は
あらゆる指の仕草へと息休む
畳み折る君の手に 届かぬまま
時代は 雷雨発つ 霹靂の一矢
笑むためと泣こう振り払う雨滴ごと
次降るしあわせの一翅を
得るため 生きていると
兆しは魔性に似て
誰が為かを 聞けずに其処と有る
薄氷ほどだと 音を立て何処
列なり罅入る陽の香に背き
どうにも
傷つくと知るも
趣き 携えよう 知らぬ日を何れ見に
そしてまた誰かしら
悔やんでいる
遥かに 更けて押し開ける東風が
夜空の光 袂へと注ぐから
透き通る明日の瀬に 惑えるまま
綴れる 音の皆 碧落の彼方
呼び声の波紋綺羅綺羅と流線で
ここまで歩み立つ想いを
重ねて 目覚めるもの
郷里も覚えず
暮れて 編む指切り
いつになく 真面目な顔をするもので
そればかり 心のまま
帰らぬひと
微かに 生まれ死に翔ける蝶は
小さな底の源に落ちてゆく
誰もみな知らずして 知得るところ
時間は 希う追憶の包裹
笑むために在るとひとびとは交わしあう
求めたしあわせの重みと
信じて 今を紡ぐ
ひしめき合う 虚は息と受け
帰らぬ帳の 降ろし手は何処
どこかしことなくつい押し黙る
誰しも
正しきを知るも
足早は集うよう 苦しみを駆け上る
その先の風景を
見誤りに
凍えて 飛べぬ魂魄の蝶は
あらゆる指の仕草へと息休む
畳み折る君の手に 届かぬまま
時代は 雷雨発つ 霹靂の一矢
笑むためと泣こう振り払う雨滴ごと
次降るしあわせの一翅を
得るため 生きていると
兆しは魔性に似て
誰が為かを 聞けずに其処と有る
薄氷ほどだと 音を立て何処
列なり罅入る陽の香に背き
どうにも
傷つくと知るも
趣き 携えよう 知らぬ日を何れ見に
そしてまた誰かしら
悔やんでいる
遥かに 更けて押し開ける東風が
夜空の光 袂へと注ぐから
透き通る明日の瀬に 惑えるまま
綴れる 音の皆 碧落の彼方
呼び声の波紋綺羅綺羅と流線で
ここまで歩み立つ想いを
重ねて 目覚めるもの
郷里も覚えず
暮れて 編む指切り
いつになく 真面目な顔をするもので
そればかり 心のまま
帰らぬひと
微かに 生まれ死に翔ける蝶は
小さな底の源に落ちてゆく
誰もみな知らずして 知得るところ
時間は 希う追憶の包裹
笑むために在るとひとびとは交わしあう
求めたしあわせの重みと
信じて 今を紡ぐ
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