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数年前の作品。断捨離中なので思い出に残したくて。もうこの手の詞は書けないでしょう。
nanachan5 投稿 - 2018/04/15 更新 - 2018/04/26 2 Comments 421 Views
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My_accountn退会済みyumemigati3
人ごみを泳いで 途方に暮れて
誰かの想いを抱えたまま
この町は静かに夜に溶けて行く

傘が花のように 美しく咲いて
月はぼんやりと そこにあった
言葉にできなくて 僕は壊れるよ
声が枯れるまで 空に叫んでた

優しい秋の雨が 僕を包むよ
乾いた心を濡らして 落ちて
言葉にできない涙と一緒に
そっと空と交わっていく

途切れることのない 時間の中で
小さすぎて届かなくても
ここから 僕は歩き出すんだ

目を閉じて想う まだ見ぬ道を
雨の雫が キラキラ光って
言葉にできなくて 僕は壊れるよ
涙枯れるまで 空に泣いていた

優しい秋の雨が 僕を包むよ
僕はずっと探すだろう この手で
言葉にできずは 泣き出すんだろう
それでも前をみるだろう…

優しい秋の雨が 僕を包むよ
乾いた心を濡らして 落ちて
言葉にできない涙と一緒に
そっと未来へ繋いでく
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2018/04/15
お久しぶりです。断捨利・・・、僕は物が増える一方です(笑)。

全然古さを感じさせない綺麗な作品ですね。

確かにその時その瞬間しか書けないものってありますもんね。
今なら、どう書くのかなってふと思いました。
退会済み
2018/04/15
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うわぁー好きです。大切にしたいのに力を込めすぎて割れてしまうような、繊細な思いようなものをとても感じる詞だと思います。傘や月という言葉から自分の内面へ向かう詞のあたりの、目線の移り変わりとかも鮮やかですごく好きです
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