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僕は何も分かってなかったんだ
Union 投稿 - 2018/04/13 更新 - 2018/04/13 0 Comments 253 Views
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A
貴女はとても嘘が上手いから
僕の方は騙されてばかり

貴女はいつも笑っているから
悲しいことなどないと思ってた

B
突然の雨に笑えないときは
貴女の笑顔に縋って泣いてた

鈍感な僕は爪を立てて泣く
その温もりごとすべて切り裂くように


S
どうしていつも笑っているの?
僕の悩みなど分かるわけもないさ
辛いことなど何も無いんだろう
そんな言葉で貴女を片付けた


C
はじめて貴女が泣いてるのを見た
その涙が僕には重たすぎて
目を背けて逃げ出した冬の日
どんな言葉も貴女にはなれない

A
ようやく僕に守るものができた
今は少し貴女に近づけたかな

貴女はいつも優しすぎるから
その気丈さにも気づかないままで

B
アナタは決してひとりじゃないよって
僕に云う貴女はひとりで泣くんだね

どんなふうに言葉を繋いだなら
貴女に贈る花飾りになるだろう

S
ありがとうとかごめんねとかさ
言いたいことはそれだけじゃないけど
きっと貴女には分かるんだろう
どんな言葉より貴女にハグを
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