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窓から見える景色は何色ですか?
私の色はあの日と同じ
褪せたピンクと青白い月
桜が揺れて 笑ってる様で
カーテンを閉じ 風がそよぐ
誇れるものが何かあれば
自分に自信があれば
貴女に 手を伸ばすことが
できたのでしょうか?
窓硝子を破り歩く
破片が刺さって 血が流れる
引き抜いても 止まらない
寧ろ溢れて来る
視界が白く霞むとき
また 貴女会える気がして
海に映る景色は何色ですか?
私の色はあの日と同じ
白むセピアに緋黒い空
鴉が飛んで 笑ってる様で
息を止めて 飛び込んだ
理解しようとすればするほど
貴女が黒く消えて行く
触れたら壊してしまいそうで
見つめたらきえてしまいそうで
玉の様な肌 絹の様な声
私には身分違いで
窓硝子を割り歩く
貴女が視界に入らない様に
割っても 破っても 映り込む
寧ろ増えて行く
視界が紅く染まるとき
もう 貴女に会えない気がして
怖さと愛しさは紙一重
越えてしまえば欠けてしまう
時は戻らないから美しいなら
想いは届かないから儚い
世の理想
窓硝子を破り歩く
破片が刺さって 血が流れる
引き抜いても 止まらない
寧ろ溢れて来る
視界が白く霞むとき
また 貴女会える気がして
窓硝子を割り歩く
貴女が視界に入らない様に
割っても 破っても 映り込む
寧ろ増えて行く
視界が紅く染まるとき
もう 貴女に会えない気がして
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