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先に死んでしまった彼氏が彼女の目の前に幽霊として現れるストーリーです。
ikimonogakari1117 投稿 - 2018/03/30 更新 - 2018/04/01 2 Comments 512 Views
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enseikan
また来たの?呆れ顔でそう聞く君に
いつでも現れるヒーローだと答えたら
ヒーローどころか触れることも出来ない
そう君をまた泣かせてしまった。

現れたら傷つけてしまう。
分かっていたって君を見ていたい。

つい最近なんだ。
シワだらけになった最後の日まで
きっと僕は君のことを愛している。
腹をくくった僕の言葉。

シワだらけなんて失礼ね。
まだまだ先のことなのに。
そう言って君は泣いていたね。

今泣いている君とは違う泣き方だったな。

まさかまさかの予想外だったんだ。
こうなるなんて誰も僕も思っていなかった。

だけど君も、
大分シワが増えてきたんじゃない?

馬鹿な君は今日も僕の写真を眺める。

いつの間にか君は僕のことを
見えなくなってしまったんだね。

僕の顔を忘れないように
見てくれている写真も
大分ボロボロじゃないか。

風を通り抜ける音が聞こえるほど
静かな部屋で、君はひとり。
君は強い。いや、強くはないのだろう。

きっと僕が強くさせてしまった。

シワだらけになる前に
僕がいなくなってしまったから。

ごめん。なんて言葉が
これほど軽く浮くことはないだろう。

ただ、君には聞こえないだろうけど
これだけは、言わせて

シワだらけになった君も
今もずっと…
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2 Comments

pond1120pond1120
2018/03/31
発想と、言葉の並べ方が面白いなと思いました。
テーマとしてはよくあるものですが、言葉のアプローチが独特です。

ただまだまだ粗削りだなと感じる部分も多々あります。
物語として書いていくのならば、時系列をもう少しわかりやすく詞に入れてあげるといいと思います。

>僕の顔を忘れないように
>見てくれている写真も
>大分ボロボロじゃないか。

こんな感じの連で、さらに分かりやすくてもいいと思います。

物語を読み手に伝える為の手段は沢山持っておいた方がいいですよね。
pond1120さん!アドバイスありがとうございます!確かに所々、時系列が分からなくなる場所があることに気付けました!また頑張ります!
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