新規登録 ログイン
あの日抱いた夢を忘れてしまっても
apple_rain 投稿 - 2018/03/16 更新 - 2018/03/17 1 Comments 451 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
鏡の空に貼り付けた
数多の願いを見つめては
叶わぬ夢と嘆くだけ

先の見えぬ未来をゆく
薄氷を踏みしめ歩くようだ
震える声で僕は言う
この道の先に何があるのかと

ただひたすらに光を求め
歩き彷徨ったその果てに
たどり着ける場所があるのなら

今咲き誇れ百色の花
色とりどりに乱れ咲くのだ
想いの光が乱反射して
作る世界は筒の中

鏡の道に咲いていた
数多の花に触れていた
この花だけは守ろうと決めていた

移ろい変わる日々の中
回り回るこの世界に
抱いた夢の数だけ人は
望み絶やすのでしょう

結んで開いてまた結んで
変わってゆくのが世界なら
こんなもの僕はいらないよ

今変わりゆく百色の花
美しきだけは変わらずに
想いの光が乱反射して
作る世界は筒の中

願い祈り形にして
散りばめた空に浮かぶ星の
本当の名前だけは
どうかこの心に

今咲き誇る百色の花
色とりどりに乱れ咲けども
あの日散りばめた願いはなく
かなしきは増すばかり
されど人は生きてゆく
万華鏡の空の下で
タグ :
[ 編集 ]

1 Comments

kayumakayuma
2018/03/17
野に咲くゆりは、だれが種をまき、水をやったわけでもないのに、温室育ちのランやバラに負けないくらいに、太い茎の上に大輪の花を咲かせます。経済的で丈夫で長持ちする私の大好きな花です。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録