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あの日抱いた夢を忘れてしまっても
apple_rain 投稿 - 2018/03/16 更新 - 2018/03/17 1 Comments 456 Views
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鏡の空に貼り付けた
数多の願いを見つめては
叶わぬ夢と嘆くだけ

先の見えぬ未来をゆく
薄氷を踏みしめ歩くようだ
震える声で僕は言う
この道の先に何があるのかと

ただひたすらに光を求め
歩き彷徨ったその果てに
たどり着ける場所があるのなら

今咲き誇れ百色の花
色とりどりに乱れ咲くのだ
想いの光が乱反射して
作る世界は筒の中

鏡の道に咲いていた
数多の花に触れていた
この花だけは守ろうと決めていた

移ろい変わる日々の中
回り回るこの世界に
抱いた夢の数だけ人は
望み絶やすのでしょう

結んで開いてまた結んで
変わってゆくのが世界なら
こんなもの僕はいらないよ

今変わりゆく百色の花
美しきだけは変わらずに
想いの光が乱反射して
作る世界は筒の中

願い祈り形にして
散りばめた空に浮かぶ星の
本当の名前だけは
どうかこの心に

今咲き誇る百色の花
色とりどりに乱れ咲けども
あの日散りばめた願いはなく
かなしきは増すばかり
されど人は生きてゆく
万華鏡の空の下で
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1 Comments

kayumakayuma
2018/03/17
野に咲くゆりは、だれが種をまき、水をやったわけでもないのに、温室育ちのランやバラに負けないくらいに、太い茎の上に大輪の花を咲かせます。経済的で丈夫で長持ちする私の大好きな花です。
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