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弱い自分を正当化するための手段として、私が弱いのは君の所為だと考える…
nyori 投稿 - 2018/03/12 更新 - 2018/03/12 0 Comments 340 Views
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窓に映る 君の笑顔
決して 視線は会いはしない
だって 自分から反らすから
”それでいいんだ”って 閉じこもる
窓の無い部屋に

不意に覗く陽の光
腕を掴み引いてくる
睨みつけて 跳ね除けた

”どうして私じゃないの?”
それは 押しが弱いから
それは 私が弱いから
わかってる わかってるんだよ
踏み込めない自分がいる
でも それを他人の所為にする
そうでもしないと 保てないから

部屋に響く 自分の声
決して 届くことのない想い
だって 諦めちゃったから
”しょうがない”って 殻に籠る
深い海の底に

不意に聞こえる 呼ぶ声
徐々に近く大きくなる
耳を塞ぎ 追い払う

”どうして私じゃないの?”
それは 魅力が足りないから
それは 私じゃ足りないから
知ってるよ 知ってたんだよ
求めない自分がいる
でも それを 誰かの所為にする
そうでもしないと 壊れちゃうから

報われない自分がいる
それは それを望んだから
それは 私が望んだから
違うけど 違わない 私の願い

”どうして私じゃないの?”
それは 私が弱いから
それは 私じゃ足りないから
わかってる 知ってたんだよ
笑って話す自分がいる
でも それを君の所為にする
そうでもしないと 保てないから
そうでもしないと 壊れちゃうから
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