眩しくって目を掠めたその先は不透明でした
思い出の苦い後味が
喉の奥つっかえたまま
ずいぶん暖かくなった
春の風に揺られた昼下がり
揺れる明るい毛先
僕好みの長い髪
お風呂上がりよく乾かして
ふたり笑いあってたな
揺れる恋の行き先には
いつも君が待っててくれた
薄くなって消えた道路標識
見えなくなってしまった君の心
この先はまた不透明になった
遠ざかる君の声だけが
ずっと僕の胸の奥に留まった
薄くなって消えかかる君の匂い
見えなくなってしまった君の心
この先はまた不透明になった
眩しくって目を掠めた時に
君の声が僕の横を通りかかって
素直にそのまま名前を呼んでみても
返事なんて返ってくるはずなかったのに
揺れる恋の行き先には
いつも君が待っててくれた
薄くなって消えた道路標識
見えなくなってしまった君の心
聞こえなくなってしまった君の声
抱きしめたくなった君のことを
この先はまだまだまだ不透明
不透明が続きそうだ
6 Comments
2018/03/07
"君"という存在がとても大切であった事や
大切であり過ぎたために不透明というなんとも言えない
訴えかけるような虚しさを感じました。
2018/03/07
君が見えなくなったのか、僕が迷ってしまったのか、
微妙な空気感が上手いですね。
2018/03/18
コメントありがとうございます!
気持ちは形にはならないので、不透明という表現をしました(*´ω`*)
大切な人を思えば思うほど見えなくなる不思議、、、笑
2018/03/18
毎度コメントありがとうございます(;_;)
ラブソングしか書けないんです(笑)
実は空気感にすごくこだわってたりしてます、、、
2018/03/28
ラブソング、難しいですよね。
全体的にはまとまっている印象を持ちましたが、
もっと推敲できる部分もある気がします。
例えば2連目のような
2人にあった日常描写をどこかにもう一つ置いても良かったと思います。
あとは最初の連で"春"という言葉が出てきているので
春と絡めた心情描写などあったら作品としてクオリティが上がったと思います。
"春"と"不透明"という一見ミスマッチな言葉を
一つの作品にどう落とし込んでいくのか、面白みですね。
2018/04/09
コメントありがとうございます!
ラブソングを書こう!と思っているわけじゃなくて、勝手に書いてるうちにラブソングみたいになっていくんですよね、、、難しいです、、、
なるほど!!!素晴らしいコメントありがとうございます!!!
参考にして、もっと作品のクオリティを高めていきます(*´ω`*)