新規登録 ログイン
初投稿です。春をテーマに書きました。読んでいただければ幸せです。
S_littleboy 投稿 - 2018/03/05 更新 - 2018/03/07 3 Comments 761 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
【A1】
知らないことを罪だというなら
なぜ君は知らないままで
笑っていられるのだろう
君の笑顔が好きだというなら
なぜ僕はこんなにも
苦しんでいるのだろう

【B1】
雪が溶けてしまったら
もうお別れの季節だ
春風の暖かさが
あまりにも優しくて
運んでくる季節の
残酷さをふと忘れそうになる

【サビ1】
またひとつの春が終わっていく
春が終われば夏が来るなんて
君に限っては信じられないから
誰にも知られず散っていく
名も無き花の歌を聴いてくれ

【A2】
汚い僕を見られたくないのに
全てを知りたいだなんて
わがままが過ぎるのだろう
汚れた君の痛みを愛して
全て許したいだなんて
身勝手が過ぎるのだろう

【B2】
雪は溶けてしまったら
もう跡形もないな
春風の潔さが
あまりにも哀しくて
巡ってくる季節の
幸せから目を背けたくなる

【サビ2】
またひとつの春が終わっていく
今日が過ぎたら明日が来るなんて
今日に限っては信じられないから
誰にも知られず散っていく
名も無き僕の歌を聴いてくれ

【C】
この春風をたどっていけば
春まで連れて行ってくれないかな
散る花たちを集めていけば
もう一度あの春に戻れないかな

【サビ3】
またひとつの春が終わっていく
春が終われば夏が来るなんて
君に限っては信じられないから
誰にも知られず散っていく
名も無き愛の歌を聴いてくれ

またひとつの恋が終わっていく
出会いがあれば別れがあるなんて
今に限っては信じたくないから
誰にも知られず散っていく
名も無き春の歌を聴いてくれ
タグ :
* *
[ 編集 ]

3 Comments

wenwen
2018/03/05
こんにちはー

春の朗らかさと物悲しさを
"君"というワードを使って上手く表現されているなと思います。
更に思い出の要所要所にあって良かったと思います。
S_littleboyS_littleboy
2018/03/05
wenさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
そう言っていただけると本当に嬉しいです。自分の書く言葉はまだまだ説明的でこじんまりしたものに終止してしまいがちなので、いつか自分も「レモン」や「荷物」のような奔放でハイセンスな世界を創ってみたいと思います。
wenwen
2018/03/07
少年Sさん

奔放でハイセンスと言ってもらい嬉しいです。
これからも素敵な作品をお待ちしています。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録