新規登録 ログイン
詩が少しずつ書けなくなってきてしまいました。
Sken 投稿 - 2018/02/23 更新 - 2019/01/28 6 Comments 740 Views
good投票
MONK

朝焼けに 鈴風 凛雪 赤面の雉
窓通る 余寒 感じる 春炬燵

雪残る 寂しき山の 心持ち
幾年も ただ幾年も 繰り返す

母も父も 白髪山雪 皺も結い
舞い戻る 淋しき子ども あの頃の

楽しみも 朝の匂いも パンに塗る
変わらない 好きな小麦の 銘柄を

覚えては 忘れてしまう はずなのに
幾年も ただ幾年も 子を想う

それだけで その生きる意味 保つのか
弱い なんてか弱い 背中で
人を守ろうとするのか
もう大丈夫だよ

心配いらないよ

タグ :
[ 編集 ]

6 Comments

bonchanbonchan
2018/02/23
序盤が古文のようなテイストなのに中盤以降で現実に引き戻されるような展開が上手だと思いました。
SkenSken
2018/02/24
bouchanさん、ありがとうございます!連歌のように二行ずつで話を展開して物語を進めてみました。
python357python357
2018/03/02
あるわね……あります、描けなくなること
…私の場合は描きたい世界観を自分で表現しきれないでいたときに横からズバっと
やられてしまったときなど、かな~ふふ♪

>連歌
って…耳にするけれどよくわかっていないので良い機会ですし調べてみました

なるほど…面白そうでもあり、むつかしくもあるものなのですね

>春炬燵
詩作の中に際立つ、すてきな言葉ですね!!

描けないときは、好みの言葉集めをしても良いのかも!!と思います夢芽でした☆ミ
SkenSken
2018/03/02
夢芽さん、なかなか上手く書けないで最近はずっともやもやしてます。色々と新しいものを取り入れようとした分、尚更書けなくなっている感じです。きっと上手く消化できれば、良いもの書けると思うのですが、、、。
連歌調べて下さったんですね!本当はたくさんの人で作りあげるものらしいのですが、今回はもどきというか一種の表現方法を借りた形です。
春炬燵は季語を調べていたら見つけました!字面もキレイで結構気に入っています(^^)
MONKMONK
2019/01/24
初めまして。
先日、私も同タイトルの歌詞を投稿したのですが、
こちらの作品、心に触れました。
故郷の情景が視界に広がり、優しさに包まれたような気持ちになります。
Skenさんの作品は個人的にとても好きです。
ありがとうございました。
SkenSken
2019/01/28
モンクさん、ありがとうございます。この詩は完成度が高くても自分も気に入っています。この詩を作った日はずっとこの詩に取り組んでいました。早く春が来ないかなと冬は思うんです。
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録