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時計を見ると
秒針が長針を追い越していた
じゃれ合っていた猫と太陽は家に帰り
狼と星が目を輝かせていたんだ
一人ひとり用意された食事を
ナイフとフォークで壊していく
長い髪を撫でられたあなたは
幼い小動物のようなに微笑んだ
あの日読んだ小説のヒロインに
当てはめたのは君じゃなかった
でもいま小説の主人公は君だから
ドアを開けると
ホコリまみれの部屋だった
空に描いたあの絵は誰かに消されて
上から落書きされていた
ひび割れた隙間から漏れる水に
理想を閉じ込め旅に出る
濡れた床を掃除したあなたの
見る世界は何色なのだろう
あの日読んだ小説のヒロインに
当てはめたのは君じゃなかった
でもいま小説の主人公は君だから
しおりを挟んだページより先に
急いで走って行く前に
座ってため息をついたんだ
何かを知ってしまう前に
何かを知られてしまうまで
あの日から気づいたんだ
君の全てを何もかもそれでも
抱しめて共に次のページへと
足を進めるんだ
横に並んで ゆっくりと ほら ずっと
秒針が長針を追い越していた
じゃれ合っていた猫と太陽は家に帰り
狼と星が目を輝かせていたんだ
一人ひとり用意された食事を
ナイフとフォークで壊していく
長い髪を撫でられたあなたは
幼い小動物のようなに微笑んだ
あの日読んだ小説のヒロインに
当てはめたのは君じゃなかった
でもいま小説の主人公は君だから
ドアを開けると
ホコリまみれの部屋だった
空に描いたあの絵は誰かに消されて
上から落書きされていた
ひび割れた隙間から漏れる水に
理想を閉じ込め旅に出る
濡れた床を掃除したあなたの
見る世界は何色なのだろう
あの日読んだ小説のヒロインに
当てはめたのは君じゃなかった
でもいま小説の主人公は君だから
しおりを挟んだページより先に
急いで走って行く前に
座ってため息をついたんだ
何かを知ってしまう前に
何かを知られてしまうまで
あの日から気づいたんだ
君の全てを何もかもそれでも
抱しめて共に次のページへと
足を進めるんだ
横に並んで ゆっくりと ほら ずっと
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