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愛していますわ 貴方を
眩しさで見えなくなる事が
恐くなる位に 執拗です
暗い部屋に射す格子の光が
青白い私を焼き焦がす
何も知らない私でいるから
貴方は可愛がっているのに
召し上がる清濁 貴方のモノで 満たしたい
頸に柔腕 廻したのは
募るばかりの愛らしさ故
歪んだ私を見せたくないから
引き攣る口角 蕩けた双眸
それはもう 腐り果てた夜叉の様
黒と赤 似合うねと
そっと呟いてくれた
私 今でも覚えてる
貴方の塵箱になってからも
召し上がる清濁 貴方のモノで 請われたい
袖に友禅 通したのは
溢れんばかりの愛おしさ故
花弁散らしたあらゆる頸に
格子窓越しの 穢れた情欲
吐き捨てた 伽に狂うた夜叉はそう
白と赤 似合うねと
ご褒美で汚してくれた
私 今でも想ってる
貴方の揺籠になってからも
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