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夏の日の淡い恋心。
Union 投稿 - 2018/02/12 更新 - 2018/02/12 0 Comments 550 Views
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綺麗な言葉など
持ち合わせてないからさ
君に捧げられるような
洒落た歌も知らない

道端に見つけた
この花一つじゃ
足りるようなモンじゃないけど
僕なりに考えた結果
頭捻って絞り出した想いは
こんな形してた

高級スーツなんて
着たこともないしさ
君を喜ばせるような
宝石のひとつも買えない

堤防の端の
こんな景色じゃ
伝わるようなモンじゃないけど
僕なりに悩んだ結果
火花散らして咲いた想いは
こんな色してた

硝子の欠片映す夕凪
覚えたて誰かの口笛
選ばれるために
造られたわけじゃない
美しくもないけれど

木洩れ日射すこの道を
特別だと思うのは
君が隣にいるからだと
気づくのだろうか

雨催いすり抜けて
鈍色の流れ星
完璧なモンじゃないけど
君と一緒に見たかった
苦しいくらい願った想いは
夏雲の向こう
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