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YUkimigasuki2002 投稿 - 2018/02/06 更新 - 2018/02/06 0 Comments 430 Views
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指先絡んで消えた。音のような旋律は、虚しく枯れた。
朝顔のように咲いては、明日の朝には枯れて、種まきその碧さになぜかうろたえた。
馬鹿馬鹿しいネオン。木霊するそのノイズ、哀れんで笑った。
偽善の手を差し伸べては、当たり前のように引いて、気づけば奈落の底へ何もない所へ。

何が欲しくて、何を求めて、叶わない夢描き続けたか?
僕の中の何かに障る、反響するノイズは、吐き気へと移り変わる

声枯れたらその先には、新しい僕がいますか? 何度も期待し傷ついては、馬鹿みたいだなって鼻で笑うんだ。
悲しみの海に溺れ、喜怒哀楽捨て去ってもう。 僕の中の鼓動は僅か、散り散りになって空へと舞う。


ゆらり揺れる電線。ぶつかり合う音とともに、火花が散るよう。
眺めていた夕焼けは、お世辞にも綺麗とは言えなくて、心は愚か荒んでいたんだ。

何を探して、何を思って、何もない荒野を走り続けたのか。
夢の先にある絶望にも気づけずに、目の前だけ見ていたその代償は?

諦めることできたなら、本当の栄光知れますか? 倒れ込んでは起き上がり、傷口をえぐり返していたんだ。
涙さえ感じられないほど、傷だらけになってみれば、この痛みは拭えますか?ねぇその教科書にはなんて書いてある?

くだらないお世辞を、くだらないギャグに、のせて吐き捨てるあの声は。
くだらない綺麗事、馬鹿みたいな建前。
諦めないでなんて、無理をしないでなんて、僕の耳にはそれが「嘲笑」にしか聞こえないよ。


揺れる真実舞う季節は、枯れた声をのせ過ぎていく。 回りくどいこのセリフも終わりにしよう。 終わりにしよう
綺麗事も愛せはしない。悲しい虚無に包まれて、僕の中のすべてが壊れ歯車が、軋み出す。
声枯れたらその先には、新しい僕がいますか? 何度も期待し傷ついては、馬鹿みたいだなって鼻で笑うんだ。
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