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12ad543 投稿 - 2018/02/02 更新 - 2018/02/07 4 Comments 419 Views
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manbou0502
この世界のはしっこで
アイツらは死んでしまった
夢や希望の描きかたも
よくわからないままだった

まるで花がひらくみたいに
突然それはやってきて
僕らには準備すらできなかった

黒いスーツに今僕は身を包み
最後のお別れへと向かうところ…

線香の匂いと重い空気
僕はそっと部屋を抜け出した
カーテンの揺れる気配
目の端で追いかけてやめた

だって花がしぼむように
思い出数えてみても
結局同じとこで終わってしまう

黒い靴で僕は歩き始めた
君らのいた場所から逃げるように…

まるで花がひらくみたいに
突然それはやってきて
僕らには準備すらできなかった
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4 Comments

manbou0502manbou0502
2018/02/02
花が散るじゃなくて花がひらくってところがいいですね。
ぼやかす部分とはっきり描く部分の書き分けが見事だと思いました。
12ad54312ad543
2018/02/04
マンボウさんコメントありがとうございます!
花の表現ほめていただき恐縮です!
jongchiiijongchiii
2018/02/06
結局同じとこで終わってしまう、んですよね。その先も数え続けたいのに。
12ad54312ad543
2018/02/07
ただしさんコメントありがとうございます。
どんな思い出も結局死に向かって終わるんですよね。
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