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第3作目です。本格始動しました。コンセプトは「薬物問題」です。 「毒リンゴ」=「ドラッグ」で、抜けられない恐怖の連鎖に狂わされ踊らされるけれど、ほんの少しの自我と希望を手に、しがみつく。そんな葛藤を表現しました。
sheep812 投稿 - 2018/01/28 更新 - 2018/01/29 0 Comments 463 Views
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A:
真っ赤に染まった毒リンゴ
口に含んでは嘆息を漏らす
いつまでも朽ちないこの身体
僻み恨んでは涙を流す

B:
シナリオに描かれた
舞台で踊り続けて
早まる心臓の鼓動に
何度も 酔わされていく


サビ:
なんとなく それとなく
血を流す毎日を
音もなく 絶え間なく
刻み続けているよ


A:
腐ってしまった毒リンゴ
土に還っては再び芽吹く
壊れてしまったこの心
叫び散らしては涙を拭う

B:
溶けるようなリズムに
今夜も踊り狂って
現実に残る意味が
少しずつ 削られていく

サビ:
欲望で 裏切りで
血を洗う毎日を
飽きもせず あてもなく
繰り返しているよ

C:
幻に触れた高揚も
陰に身を委ねた快楽さえも
掻消せない 声 光 微笑み
頬先をかすむだけで
なんて 温かい

サビ:
絶望の シナリオを
思い切り破り捨て
焼き尽くす もう誰の
目にも届かないように


終わりまで
(One is always sorry after the event)

何度でも
(We will be continuing to regist desire)


降り注ぐ 酸の雨
血は流れてしまったが
錆び付いた 傷跡が
不気味な笑みをこぼした
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