夜明けは近い 魂は今夜も
夢を見ないで叫んでいる
情けなど無い 運命にどうやら
酷く疲れてしまうらしい
この身や血が 正しいかどうかの
答えが無いと嘆いている
疎らな陽が とりあえず明日も
此処を照らせと願うばかり
睨んだら 睨まれ
恨んだら 恨まれると
理解した 木陰で
小さな花が揺れていた
例えば
吠え切って枯れたこの声が
誰かの胸を掠めるなら
冷え切った森で生きること
歩くことも許されるかな
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
夜明けの誓い 「哀しいが荒野へ。」
からかわないで聞いてほしい
「怖くなどない。」 と言い切れないのも
全部自分で分かっている
掴んだら 離れて
追い付けば 遠ざかると
理解して それでも
綺麗な日々を追いかけた
いずれは
燃え尽きて絶えるこの身体
それすらいつも忘れるから
あの月や星の輝きの
意味や価値さえ知らずにいる
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
誰より劣る運命か 確かめたいと笑ったんだ
憤りを執拗に堪えて 意地を張る事を“善”と呼ぶ
間違いだらけの想像で 彷徨う誰かを嗤ったんだ
誰かと踊る偶然が 確かに有ると分かったんだ
牙も爪も必要と捉えて 恥を知る事を何と呼ぶ?
短いドラマの延長で 争う理由が解ったんだ
例えば
生き抜いて枯れたあの花が
未だに胸を掠めるなら
冷え切った森を抜けること
逃げることも許されるかな
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
夜明けは近い 魂は今夜も
夢を見ないで叫んでいる
「変わりはしない 運命であっても
僕の一部であるとすれば‥‥」
夢を見ないで叫んでいる
情けなど無い 運命にどうやら
酷く疲れてしまうらしい
この身や血が 正しいかどうかの
答えが無いと嘆いている
疎らな陽が とりあえず明日も
此処を照らせと願うばかり
睨んだら 睨まれ
恨んだら 恨まれると
理解した 木陰で
小さな花が揺れていた
例えば
吠え切って枯れたこの声が
誰かの胸を掠めるなら
冷え切った森で生きること
歩くことも許されるかな
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
夜明けの誓い 「哀しいが荒野へ。」
からかわないで聞いてほしい
「怖くなどない。」 と言い切れないのも
全部自分で分かっている
掴んだら 離れて
追い付けば 遠ざかると
理解して それでも
綺麗な日々を追いかけた
いずれは
燃え尽きて絶えるこの身体
それすらいつも忘れるから
あの月や星の輝きの
意味や価値さえ知らずにいる
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
誰より劣る運命か 確かめたいと笑ったんだ
憤りを執拗に堪えて 意地を張る事を“善”と呼ぶ
間違いだらけの想像で 彷徨う誰かを嗤ったんだ
誰かと踊る偶然が 確かに有ると分かったんだ
牙も爪も必要と捉えて 恥を知る事を何と呼ぶ?
短いドラマの延長で 争う理由が解ったんだ
例えば
生き抜いて枯れたあの花が
未だに胸を掠めるなら
冷え切った森を抜けること
逃げることも許されるかな
独り 不協和な旋律を
木々の隙間で奏でる夜
夜明けは近い 魂は今夜も
夢を見ないで叫んでいる
「変わりはしない 運命であっても
僕の一部であるとすれば‥‥」
5 Comments
2018/01/25
よくある「それっぽいフレーズ」をコピペしたようなのとは一味違う、マンボウさんのロックな哲学が垣間見えるような作品だと思いました。
2018/01/25
ありがたきお言葉!
オリジナリティはいつも心がけている部分なので、そう言ってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!
2018/01/27
物語と哲学の融合という感じの作品ですね。
狼さんの心情をどれだけくみ取れたか自信がないのですが("^ω^)…
2018/01/30
>小さな花が揺れていた
>綺麗な日々を追いかけた
こちらの2文
刻々とせまる、なんでしょうね……生命の終焉?のなかに
ホッとする部分であり、和みどころな感をうけました
哲学はよくわからない私ですが、
クールというか静かな熱さみたいなものを感じた、夢芽でした☆ミ
2018/01/30
哲学ってほど大げさなもんでもないですが、僕なりの生きるという概念を狼さんと一緒に描いてみました。
少しでも、ふんわりでも雰囲気が伝わっているなら、とても嬉しいです(^^)
夢芽さん、コメントありがとうございます!
わぁ、嬉しい!
おっしゃる通り、その二文はこの詞の中での一筋の希望、オアシスみたいに機能すればいいなと思って書きました。
フレーズを評価していただけるのは本当にありがたいです!
静かな熱さ、これも正に目指していたところなのでめっちゃ嬉しいです!
お二方、ありがとうございました!