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きよのみもと。今時期の神社参拝は寒さもあってか、呼吸を楽にしてくれる冷たい空気で満ちています。短めの詞
退会済み 投稿 - 2018/01/21 更新 - 2018/01/21 0 Comments 324 Views
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石畳を登ると
聞こえぬ声が私を呼ぶ
見上げると粉雪が
世界を無音にした

薄花の風に手を引かれ
鳥居を跨いで
鈴緒に触れる
空が揺れる音がする


痛む心さえ撫でてくれるようで


頭を伏せると
涙の熱で動けなくなる
振り解き手を打つと
澄んだ天へ響いた

居ない貴方に後ろ髪引かれ
鳥居を跨いで
帯留に触れる
金具の揺れる音がする


雪の白さえ名残惜しくなるようで






薄花…うすはな、薄い青紫色
鈴緒…神社で鳴らす鈴から下がってる太い縄
頭…今回の詞ではコウベ
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