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母親を殺めて男と駆け落ちした女、って感じです。
manbou0502 投稿 - 2018/01/16 更新 - 2018/01/17 2 Comments 543 Views
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利口が過ぎて 揺らいだ花を
恨んでいました
理想が不意に 悶えた母を
奪っていました

「愛は老いを負うこと。」
そう告げると あなたは

藤の色を拒んで
喘いだ私を連れ去りました
恥と嘘を選んで
開いた形を焼き付けました


思考の中で 恨んだ花は
育っていました
思想がいつも 塞いだ穴を
縛っていました

「愛や老いを追う度
怖くなる。」と あなたは

藤の色を濁して
急いだ轍は暗がりでした
ふたり 嘘を孕んで
仰いだ空には月が居ました


淡いウィステリア 優しい母が
愛していました
淡いウィステリア いつしかそれを
奪っていました


藤の色を溶かして
騒いだ心を押し込めました
恥と嘘が並んで
哀れみも無く睨み付けました



淡いウィステリア 優しい母を
愛していました
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2018/01/17
正直、なぜウィステリア? と思ってしまった理屈っぽい左脳派なわけですが(笑)。
雰囲気はいいかも、と思いながら拝見しました。

どことなくソロの桑田佳祐っぽくも思ったり。
manbou0502manbou0502
2018/01/17
さくさん、コメントありがとうございます!

ウィステリア(藤の花)の花言葉が「優しさ」や「恋に酔う」だったので、優しい母親と恋に酔う主人公に合うかなと思って核にしたんですが、、、説明ありきの詞ってどないやねんって感じですよね笑 わかりにくくてすいません笑
せめて投コメに書くべきでした笑

とは言え意味もありますが、雰囲気も大事にした部分なので、評価してもらえて幸いです!
桑田佳祐さんも好きなので嬉しいです!
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