作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

笑った笑った
君が笑った
笑顔の奥に見えたのは
小さな幸せと大きな夢
僕に無いたくさんのものが
僕にあるちっぽけな心を壊していく

頬をつたう小さなしずくに
歪んだ僕が映っていた

小さいのに大きくて
軽いのに重たいその涙が
僕と君とを溶かして混ぜて
すべて流してくれたらいいのにな

君には未来しか見えてなくて
進む道には光しかない
迷わず前を歩く君が眩しくて
僕はまた目を逸らした



笑った笑った
僕が笑った
醜い僕を両手で隠して
溢れる嗚咽をかみ殺した
僕に無いものを得ようとして
僕にある心をどこかに捨てた

頬をつたう小さなしずくに
綺麗な君が映っていた

汚く歪んだ僕の涙に
映った君はどこか悲しげで
君にそんな顔をさせるなら
僕なんか消えればいいのにな

僕には過去しか見えてなくて
僕の周りには何も無い
何かをつかむために伸ばした手さえ
僕に見えることはない
周りに広がる闇が怖くて
僕はまた目を閉じた


君が笑った
僕が笑った
君みたいに上手く笑えなくて
悲しくて寂しかった

頬をつたう小さなしずくを
君の両手が受け止めた
捨てたはずの僕の心は
いつの間にかここにあった

君が触れた温かさで
涙はとっくに乾いてた
強くて眩しい君を見たくて
僕はまた目を開ける

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