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無表情の招き猫 親指飛び出した靴下
右耳壊れたイヤホン 長すぎのモノクロマフラー
ありとあらゆるものが溢れる
これ以上ないってほどに
ありとあらゆるものが溢れる
ないものが見つからないほどに
無頓着に放り出された哀れな大切だったもの
今でも使うと言うけれどそれは一体いつのことなの
捨ててしまえば洗い流される不要なものも
使う日が必ずくると清掃人を門前払い不確かな思いで
不気味な笑みの置物 数えきれないボールペン
使いかけのままのワックス シャフトの折れたテニスラケット
ありとあらゆるものが溢れる
これ以上ないってほどに
ありとあらゆるものが溢れる
探し物が見つからないほどに
無造作に積み上げられたあの日の大切だったもの
今では使わないと言いつつも言うだけで高さを増すだけでしょ
捨ててしまえば洗い流される不要なものも
思い入れを言い訳に清掃人の届かない死角へ押し込んで
ある日門をくぐると別世界 知らないきれいな部屋が目の前にある
塵も埃もゴミも見当たらず なんだか落ち着かない他人の部屋
ある日探し物を探してた ぜんぜんどこにも見当たらない
溢れるものの中からでも 見つけられたのに いつもなら
それなら捨てわよと寒い声 振り返れば外にいたはずの清掃人
穴の開いた靴下 折れたラケット 壊れたイヤホン
いらないものは全部捨てました
ありとあらゆる想いが溢れる
正体はわからないけど
ありとあらゆる想いが溢れる
答えは見つからないけど
無責任に不要とみなされたきっと大切だったもの
あの時は使わなかったけれど本当に大切だったのだろうか
捨てられて終わってしまった不要なもの
代わりのいない寂しさに清掃人を永久追放不確かな思いで
無頓着に放り出された哀れな大切だったもの
今でも使うと言うけれどそれはいつまで続いただろう
捨ててしまわれ洗い流された大切なもの
使う日も訪れず思い入れも表せないまま
無関心に壁を見つめる不確かなもの
招き猫だけが無表情に清掃人を拒絶していたこと
右耳壊れたイヤホン 長すぎのモノクロマフラー
ありとあらゆるものが溢れる
これ以上ないってほどに
ありとあらゆるものが溢れる
ないものが見つからないほどに
無頓着に放り出された哀れな大切だったもの
今でも使うと言うけれどそれは一体いつのことなの
捨ててしまえば洗い流される不要なものも
使う日が必ずくると清掃人を門前払い不確かな思いで
不気味な笑みの置物 数えきれないボールペン
使いかけのままのワックス シャフトの折れたテニスラケット
ありとあらゆるものが溢れる
これ以上ないってほどに
ありとあらゆるものが溢れる
探し物が見つからないほどに
無造作に積み上げられたあの日の大切だったもの
今では使わないと言いつつも言うだけで高さを増すだけでしょ
捨ててしまえば洗い流される不要なものも
思い入れを言い訳に清掃人の届かない死角へ押し込んで
ある日門をくぐると別世界 知らないきれいな部屋が目の前にある
塵も埃もゴミも見当たらず なんだか落ち着かない他人の部屋
ある日探し物を探してた ぜんぜんどこにも見当たらない
溢れるものの中からでも 見つけられたのに いつもなら
それなら捨てわよと寒い声 振り返れば外にいたはずの清掃人
穴の開いた靴下 折れたラケット 壊れたイヤホン
いらないものは全部捨てました
ありとあらゆる想いが溢れる
正体はわからないけど
ありとあらゆる想いが溢れる
答えは見つからないけど
無責任に不要とみなされたきっと大切だったもの
あの時は使わなかったけれど本当に大切だったのだろうか
捨てられて終わってしまった不要なもの
代わりのいない寂しさに清掃人を永久追放不確かな思いで
無頓着に放り出された哀れな大切だったもの
今でも使うと言うけれどそれはいつまで続いただろう
捨ててしまわれ洗い流された大切なもの
使う日も訪れず思い入れも表せないまま
無関心に壁を見つめる不確かなもの
招き猫だけが無表情に清掃人を拒絶していたこと
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