新規登録 ログイン
生きるか死ぬかの淵でしか迷えない僕に三番目の答を差し伸べて
退会済み 投稿 - 2017/12/28 更新 - 2018/01/02 2 Comments 343 Views
good投票
manbou0502YYwhy0519
あと何度見られる君が
白い桜のように在る
腐ってゆく僕の体が受け付けない
陽だまりの中で微笑んで

目を閉じて
君を聴く
涙に駆られ視界はのまれた
出来る価値があるもの
出来ない価値があるもの
全部分かってる
でも動けないばかりで

生きるか死ぬかの淵でしか迷えない僕に
三番目の答を差し伸べて
もうだめだって言って
まだゆけるって言って


あと何度見られる月が
無常の証のように在る
希望ばかり食べては胸焼け起こすけど
絶望を蒔いて実る花もない

目を閉じて
呼吸して
僕だけに広がる色を
ちゃんと知ってる
出来る意味があること
出来ない意味があること
全部分かってる
でも追いつかないばかりで

勝つか負けるかの渦でしか闘えない僕に
三番目の答を差し伸べて
この体はまだ飛べる
歩けないなら足など削ぎ落として
翼だけで逢いにゆく

陽だまりなんてすぐそこ
触れ消えても構わない
君へ散る
タグ : [ 編集 ]

2 Comments

manbou0502manbou0502
2018/01/02
どれもすごく良くてコメントしたかったのですが、見る方もめんどいと思うので、とりあえず特に気に入ったこちらの作品に。

やっぱし言葉の組み立て方が素晴らしいですね。
難しくないワードで複雑な世界観や感情を表現されていて、難解だけど分かりやすいというか。上手く言えないですけど、とにかくめっちゃすごいです。
退会済み
2018/01/02
Delete
ウヒャアアア嬉しい御言葉ばかり!ありがとうございます。ご感想とても活力になります(*´艸`)
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録