新規登録 ログイン
真っ白なキャンバスに
Sken 投稿 - 2017/12/16 更新 - 2017/12/16 0 Comments 150 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません

下書きなしに 描こうとするから
デタラメになる
失くした鉛筆 君の言葉

はみ出ないことだけ考えていた
優しく触れる それだけ考えていた

どんな絵を描こうか
冬の輪郭に 想いを馳せて
あの頃の二人のキャンバス
真っ白なものがまだ残っている


モチーフのなくなった部屋
寂しそうなスペース
まだ 何を置く予定もない

ただ一つだけ 忘れて行ったものが
このキャンバスだから

大切なもの描きたくて
大切なもの、、、何だったっけ

もう色薄めなくて良いのに
薄めなくても、、、良いのに

もう描けないよ
記憶の二人は 楽しげに
鉛筆の先の未来を 測っていた
あの頃の二人のキャンバス
真っ白に 意味があったのに
今は こんなに 白が寂しい
タグ :
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録