作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

迷い人の影は少し薄れて見えると言う
僕の影はさっきから少しも見えやしないよ
夜の闇をふわりと撫で付けるように彷徨えば
影なんか見えないのは当たり前のことだった

黄金の夜明けを待つ舟人は
堪えきれず始まりを叫んでしまうと言う
僕は夜に甘えまだ怯えているのに

もう少し喧騒に紛れることとした
人の影じゃ涙もうまく隠れるはず
もう少し夜明けまで耐えることにした
叫ぶ声はもう枯れてしまったけれど


聞こえないふりしてるだけで
やり過ごせるほどの修羅場でした
もうあんまり怒られることも減って
変わろうとするなら思わなきゃいけない

光の街　夜の海　眠りの丘を越えていく
終わりだって始まりなんだと陰ばかりの人を踏みつけて
出来るなら一人きりで生きていこうと思っていた
一人きりで生きていけるなんて甘いこと思って居た

光の街　夜の海　眠りの跡に君はいるかい？
助けてくれ
これ以上抱きしめるための腕は曲がらない
これ以上繫ぎ止めるための歌は歌えない

もう少し喧騒に紛れることとした
夜明けはまだ遠く浅い夢を漂う
もう少し夜明けまで空を見上げて居たら
何か少し変わる気がしているんです

変えたい声を空に溶かしてみるんです

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