あったかい手をひいて
振り返れば笑顔で
少し沈んだ夕陽も
また昇ってくるほどの
ほら、駆けて行く仲間たちを
眺めては焦っている僕ら
そんな自分たちのこと
ちっさいと言ったんだ、君は
そう、立ち止まる僕のこと
嘲け笑う声のこと
ちっさいと言ったんだ、君は
はやる気持ちに折り合いをつけていた
ずっと自分を騙し続けて
足元に鳴いた夏蝉の声に
それでもいいじゃないかって言葉が混じって
いつも誰かと背比べをしては
足りない分だけを測って
これまで伸びた分の長さだけは
忘れ去ったままなんて悲しいじゃないか
日々をそっと包むように生きよう
なにも競り合うこともなく
残酷に笑うこともなく
ただ陽だまりの中 夢の中
いちばん、なんて分かんなくても。
*
だんだん、空に近くなって
眺めてはどこか落ち着かなくて
見上げるだけだった空が
ちっさいと思ったんだ、僕は
こんなの、「下描きと違う」だなんて
思い込んでいた空とは違う
ちっさいと思ったんだ、僕は
塗ってしまった空キャンバス
そっとぼかした夢をのせて
真っ黒に沈んだ下描きに
それでもいいじゃないかって言葉が浮き出して
なんでも型抜きしようとしては
余った空を捨ててしまうの
綺麗な星は眩しいほどに輝くけど
崩れていた星の淡い光を思い出してよ
ああ、星だって見つけた先には
今にも消えてしまいそうな光もあったはずで
遠く離れた
時を越えた
いちばん、なんて分かんなくても。
誰が決めたわけもないから。
振り返れば笑顔で
少し沈んだ夕陽も
また昇ってくるほどの
ほら、駆けて行く仲間たちを
眺めては焦っている僕ら
そんな自分たちのこと
ちっさいと言ったんだ、君は
そう、立ち止まる僕のこと
嘲け笑う声のこと
ちっさいと言ったんだ、君は
はやる気持ちに折り合いをつけていた
ずっと自分を騙し続けて
足元に鳴いた夏蝉の声に
それでもいいじゃないかって言葉が混じって
いつも誰かと背比べをしては
足りない分だけを測って
これまで伸びた分の長さだけは
忘れ去ったままなんて悲しいじゃないか
日々をそっと包むように生きよう
なにも競り合うこともなく
残酷に笑うこともなく
ただ陽だまりの中 夢の中
いちばん、なんて分かんなくても。
*
だんだん、空に近くなって
眺めてはどこか落ち着かなくて
見上げるだけだった空が
ちっさいと思ったんだ、僕は
こんなの、「下描きと違う」だなんて
思い込んでいた空とは違う
ちっさいと思ったんだ、僕は
塗ってしまった空キャンバス
そっとぼかした夢をのせて
真っ黒に沈んだ下描きに
それでもいいじゃないかって言葉が浮き出して
なんでも型抜きしようとしては
余った空を捨ててしまうの
綺麗な星は眩しいほどに輝くけど
崩れていた星の淡い光を思い出してよ
ああ、星だって見つけた先には
今にも消えてしまいそうな光もあったはずで
遠く離れた
時を越えた
いちばん、なんて分かんなくても。
誰が決めたわけもないから。
4 Comments
2017/12/08
2017/12/09
Delete
表現を褒めて頂き凄く嬉しいです。
他の色々なジャンルにも挑戦していきたいです(*´▽`*)
2017/12/12
2017/12/12
Delete
横を向いてみたり後ろを向いてみたりしている、迷う主人公ですね…(^^;)
ですが最後には前向きに進もうと決意していることを解釈して頂き嬉しいです。