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いなくなってから、君が好きだと気づいた
sikito 投稿 - 1週間と1日前 更新 - 1週間と1日前 0 Comments 5 Views
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遠くで響く鐘の音
耳障りなセミの声
描いていた未来を捨てて
白い紙を握りしめた

もしも巻き戻せたなら
もしももっとはやくに気づけたら
拝啓 あの日の自分は
なんで 強がって手放したの
もしも なんて今さら言ったって
きっと変わりはしないことなのに
ねぇ どうして

いつか夢にまで見たことは
幸せのまま 見落としていた
手を伸ばせば触れられたはずなのに
愛してるだなんて言葉は
もう届かない 届けられない なんて
知りたくなかったよ

君を縛るための道具は
多分鎖や檻なんてものじゃなく
ただ一つの優しい言葉だと
もっと早く気づけば

鐘の音が近づく
君のドレスが宙を舞った
今日の主人公は
僕の好きな人と 見知らぬ誰か

もう一度だけ 手を伸ばさせて
君に好きだって告げさせて
溢した時間はもう二度と
戻りはしない

いつか夢にまで見たこと
でも今じゃもう 望めないこと
泣いた声は拍手で書き消された
愛してるなんて言葉が
君の背中に せめて届いて なんて
願っていいですか

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