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黄色のいちょう並木が広がる
その葉の意志で舞い落ちたり
突風に吹かれ舞い落ちてしまう
いつもは見慣れない黄色の絨毯
下を向いてばかりならば
暫くここでゆっくりしていこう
離れるなと言った君の手を
大丈夫だと手放したね
君がどんなに寂しい思いをしていたか
どうして手放したんだろう
再び繋がれることのないこの手
昼間は陽射しに照らされて輝く
黄色のいちょう並木が夜には
暗がりの中で寂しそうに囁やく
この葉たちに打ち明けてみよう
下を向いてばかりならば
そっと涙を流してみよう
離れるなと言った君の手を
大丈夫だと手放したね
君がどんなに寂しい思いをしていたか
今ならこんなに分かるのに
再び繋がれることはないこの手
いちょう並木を見るたびに思い出す
あんなにも愛おしかった
君が消えてどうしようもなくて
いちょう並木も全て失くなって
僕は今さら大切なものに気づいた
離れるなと君が言ったのに
大丈夫だと手放したんだ
僕ら一緒にいられなくてどんなに辛いか
今ならこんなに分かるのに
再び繋がれることのないこの手
僕には後悔ばかりのいちょう並木
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