例えようのない気持ちの殆んどが
きみとの間で生まれる
手と手のなか 触れた指の先から
溢れて止まらなくなる
止める術なんて知らなくてもいい
とても居心地がいいのさ
火照る身体も にやける口元も
きみが好きだって言ってる
そう思うんだ 運命ってやつはさ
無理に繕うわけではなく
目と目が合えば
自然と赤くなる頬みたいなことを言うのさ
実は何一つ判明しちゃいない真実
でも僕はそうじゃないかって思う
逃がした本音も 隠せない建前も
このさい 一緒に連れて行こう
僅かな隙間を埋める言い訳の類い
情けない僕の悪い癖
きみの前じゃあ 役立たずの癖して
意地を張り また強がる
それさえも優しく溶かしていくように
きみのその笑顔が目に染みる
陽だまりのようなきみのとなり
そこにしか僕はいない
そう思うんだ 運命ってやつはさ
導かれた先にじゃなく
辿って来た道
きみと話した くだらないものの中にある
実はそれすらひどく曖昧な様相
でも僕はそれを証明して見せよう
託した本音も 隠した建前も
どれも立派な言い訳になって
そうなるように 運命ってやつは廻る
無理に繕うわけではなく
手と手が触れれば
自然と伝わる 例えようのない気持ち
実は何一つ判明しちゃいない真実
でもそのくらいがちょうどいい
逃がした本音も 隠せない建前も
このさい 一緒に連れて行こう
今すぐ きみに会いに行こう
6 Comments
2017/11/11
単なるラブソングに収まらない哲学的なキーワード満載で、とてもカッコ良い作品だと思いました。
2017/11/12
コメントとgoodありがとうございます!
そうですね。
ただのラブソングっぽい感じにならないようにしたので、そう思っていただきありがとうございます。
2017/11/13
2017/11/14
コメントありがとうございます。
本音と建前っていう言葉を使いたくて、こういう感じになりました。
好いてくださりありがとうございます!
2017/11/17
ここがすげぇ沁みる…
確かに、他愛ないことが愛しいんだよなー
とか思ったり
疲れてるからかいつもより割り増しで胸に来ました
お腹減ったときに飯がっついた感覚に似てるw
運命ってタイトルから
重めの内容なのかな?って思ったけど
いや、軽くはないんですけど
なんだろ…そうだな、柔らかいなーって感じ
琴線に触れる
ってこんな感じになることを言うのかなーとか
そんなことを思ったり…
ちょっと自分でも何言ってっかわかんなくなってきたw
とにかく、goodっす♪
2017/11/25
コメントとgoodありがとうございます。
気づかず返事遅れてしまい申し訳ないです…汗
自分も運命ってタイトル先行で考えたんですが、結局はくだらないような、大したことないような日々の機微を切り取ったような詞になりました。
いつもありがとうございます。