「もう絶対 ずっと一緒に いたくない」
部屋を 飛びだした 僕を
君は 追いかけてきて
ごめんって 泣いた
君のごめんに弱いんだ
肌を重ねて またいつもの朝になる
籍を入れた日 式を挙げた日
あの子が生まれた日
幸せの階段を 一つずつ登ってきた
たくさんしたケンカ
そのおかげで 今 理解し合えている
ケンカしても ケンカじゃないよと
言えるようになった
当たり前のことだって
ごめんって言うのは
どちらが 先でも いい
言わなくても またいつもの朝になる
君が幸せだと言う キミも幸せだと言う それが幸せなんだ
幸せの階段は 時に険しいけど
大丈夫だよ 君の後ろに 僕がいる
ケンカする相手がいるって
人生に華があるようなもので
ケンカはいつまでも 咲かないけど
その景色は 言葉は いつまでも 胸の中に残る
僕ら 出逢った日 一度別れた日
また戻った日
その時々が 階層のように重なって
想い出の部屋を作って
家族を守る 小さな家となっている
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