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きみがいて、泣いて。
naior_thx 投稿 - 2017/10/13 更新 - 2017/10/13 0 Comments 501 Views
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あなたがいた あなたがいた
それ以外なかった

君のいる街
11:30の電車
家から持ってきた水はもうぬるくなって
乾く 乾く 心模様
嬉しい 寂しい わからない
線路に揺られる 電車と

「気づかない」だって ふりだって
夢みせてあげたいだけ
心の穴 塞いでよ
誰にもわからないように
僕に気づかれる前に

ああ 変わった
町も時間も風景も君も
君といる間は何不自由なくって
でも君がいなくなってからはなんだか何もできなくなって
ああこんなもんか俺って
ああこんなちっぽけかってさ

ああこんなちっぽけかってさ

改札抜け君が僕に問うその心は
いつまでも曇りなくて
だったらいっそ線路にでも落としてくれればよかったのに
だったらいっそ君と一緒に泣いてあげればよっかたのに

倦怠感が心を満たす
喫煙所の空気が入ってくる
190円の切符に火をつけた
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