作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

よかれと思ってやったこと
死体の骨を掘り返した
痛さはないと言っていた
説明すらつかなかった

ここにこうしていることを
尋ねられて応えられるか
今から行くところだったと
用意したままを言うだけだろ

　つねにみてた　どこかは知らない
　宇宙か　はたまた　その上か
　聞きたいことはあった
　掘り返した　いまここは
　何時代なんだろうか

ところせましと手を伸ばす
ダンボールの中覗き込む
そこをどけと言ってきた
面倒ごとを避けてきた

はみ出してここにいることを
尋ねられて応えられるか
北を向いてくれなかったと
本音を隠すつもりだろう

　はりをみてた　どれかは知らない
　太いのか　はたまた　細いのか
　気付いたことはあった
　積み上げた　この場所は
　いずれ崩れていくだろう

夕日を見る　あからさまな行為
誰か止めろと　座り込んで
知らぬまに増えた　足元に並ぶ
ありの行く先を　ふさいでみる

よかれと思ってやったこと
散らばるもどかしい夢たち
つまらないと言っていた
人の心すらままならない

いまをこうしていることを
尋ねられて応えられるか
自分だけが不幸なのだと
同情を欲しがるんだろう

　したをみてた　なぜかは知らない
　暗いのか　はたまた　癖なのか
　思ったことはあった
　敷き詰めた　いまの後ろ側
　無意味だったろうか　

　他人（ひと）をみてた　だれかは知らない
　身体（からだ）か　はたまた　精神（こころ）か
　妬ましいことはあった
　造られた　次の地図への
　安全な歩道橋

　いきをしてた　すうじは知らない
　つらいのか　はたまた　うれしいのか
　知ってたことはあった
　動かない　そのときは
　到着の合図だろう

　うえをみてた　どこかは知らない
　天国か　はたまた　その逆か
　悲しいことはあった
　動かない　そのときが
　いずれは訪れるだろう

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