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夏が終わる、君を忘れる一体どれだけ続ければ気が済むのだろうか
runa_ruminasu 投稿 - 2017/10/03 更新 - 2017/10/09 2 Comments 563 Views
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夏が終わる頃に
何故か寂しく感じるんだ
どこか胸に穴が空いたような
気がするんだ



逆さまの時計を元に戻したくて
拙い言葉が海に溶けて
テトラポットを駆けて
もうそれも終わりだよって夢が覚めた




夏の浅瀬に気づいたら
頭に残る誰かが見えなくなってしまった
思い出す前に見上げた空は
もう秋の夕暮れだった





夏が来た頃に
何故か懐かしく感じるんだ
どこか胸が満たされるような
気がするんだ




トラベル思考の脳がいたくて
考える事を蝉にかき消され
夏の日に焼けて
それが夢なんかじゃないって夢が覚めた




夏の浅瀬がまた来るんだ
忘れた記憶を少し懐かしみながら
思い出した時見上げた空は
ただ青く広がる空





ずっとそれを繰り返してきて
何も残ってないわけじゃないけど
全部覚えてるわけでもない

それが一番悲しくて君を忘れてしまう
ただ僕は君を好きになっただけなのに
願ってしまっただけなのに





夏の夢が終わる
笑顔が溢れた日々の欠片がずっと君を
忘れたくないと強く願って
空が赤く染まった後に君の名前を
口ずさんだ
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2 Comments

Uwcr72Uwcr72
2017/10/04
季節の表現がとても上手いですね。素晴らしい!
言葉遣いも好きです(*´ω`*)
runa_ruminasuruna_ruminasu
2017/10/09
Mさん
コメントありがとうございます
そう言ってもらえると嬉しいです…!!
本当にありがとうございます!!
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