作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

陽気なぽかぽか陽気
アスファルト裸足で踏む
オレンジに光るカーテン
全身で呼吸をする

たしかないのちだけは
摘み取らずになでてそっと
揺らいでた想いをひとつだけ
風に流した

　魚の鱗みたいな
　頑丈さなんていらないよ
　つねったぐらいの痛さなら
　感じなくなったから

落とした財布ひろった
こころもこぼれおちた
タンスの奥の隙間に
忘れものを見つけた

繋いでた手と手だけは
乾かさないでおくれよ
探してた答えを逆様に
読んでしまった

　機械の腕みたいな
　器用さなんていらないよ
　折れてしまったえんぴつの
　代わりはたくさんある

誰かが呼んだ　遠ざかりながら
聞こえた夕日の沈む音
道端に書いた　空振りのゴール
思い出す青い大空を

　恐竜の歩幅みたいな
　美しさなんていらないよ
　チョークで描いた階段を
　登れるのはボクだけ
　
　宇宙の広さみたいな
　果てしなさなんていらないよ
　ここにあるいのちのつぼみは
　終わりを知ってるから


陽気なぽかぽか陽気
アスファルト裸足で踏む
日の出を待ちわびるつぼみ
全身で呼吸をする

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