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夏がーおーわーるーはーやーい
mahito_000 投稿 - 2017/08/31 更新 - 2017/08/31 0 Comments 471 Views
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波が揺れてる 夢の中で
あんなに行きたかった海も 
今はきっと凪いでいる

蝉が木から落ちて 肩の上に落っこちる
カラッと落ちて 彼は終わった

夏が地面に染みて終わってく
涙も何も無いけれど
涼やかに彼じゃない声を聞きながら
私はタバコを吸っている

海が黒いんだ 夢の中で
きっと夜になって真っ黒で
今はきっと泣いている

彼が落っこちた木も 肩の上の落っこちた骨も
カラッと乾いて 彼は消えた


夏が地面に沈んで終わってく
目に見えなくなってしまったけれど
違う彼を追いかけて耳が追いかけて
私はずっと泣いて揺れている

煙も黒色も夢も本当はきっと無かった
だからきっとこれも夏の夜の夢
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