色とりどりの光の中を
僕らは並んで 黙って歩いた
誘えなかった女の子と
偶然出会って 二人で歩いた
はぐれた奴ら探しながら
浴衣の君と 並んで歩いた
はぐれた誰かを探す君の
りんご飴とか 似合うと思った
やがて気休めは終わり 夏祭りも終わる
知らなければ良かったことのいろいろが
光とともにのどに刺さって
どうしても上手く笑えないまま
残る暑さをかき分けていた 祭囃子の中を
そのうち君は見つけたから
他人のままで 笑ってさよなら
そのうち僕も見つけたけど
用事があるって ひとりで帰った
僕だけの夢は終わり 夏祭りは終わる
僕の場所からも花火は見えた
特別になりそこなって すこし色あせてたけど
やっぱり きれいだったな
知らなくても良かったことのいろいろが
匂いとともに胸に刺さって
最初から上手く笑えないのに
すこし望みをかけすぎていた
叶わなくても良かったはずのもろもろが
まぶしくって 羨ましくって
笑えないまま 泣けないまま
残る熱さを抱きしめていた 夜祭りの帰り道
僕らは並んで 黙って歩いた
誘えなかった女の子と
偶然出会って 二人で歩いた
はぐれた奴ら探しながら
浴衣の君と 並んで歩いた
はぐれた誰かを探す君の
りんご飴とか 似合うと思った
やがて気休めは終わり 夏祭りも終わる
知らなければ良かったことのいろいろが
光とともにのどに刺さって
どうしても上手く笑えないまま
残る暑さをかき分けていた 祭囃子の中を
そのうち君は見つけたから
他人のままで 笑ってさよなら
そのうち僕も見つけたけど
用事があるって ひとりで帰った
僕だけの夢は終わり 夏祭りは終わる
僕の場所からも花火は見えた
特別になりそこなって すこし色あせてたけど
やっぱり きれいだったな
知らなくても良かったことのいろいろが
匂いとともに胸に刺さって
最初から上手く笑えないのに
すこし望みをかけすぎていた
叶わなくても良かったはずのもろもろが
まぶしくって 羨ましくって
笑えないまま 泣けないまま
残る熱さを抱きしめていた 夜祭りの帰り道
9 Comments
2017/08/07
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と、思いました(笑)
全体的にシンプルかつ無駄無い言葉で構成され、
心にスッと入ってくる歌詞だなあと感じました(^^)
心理描写が見事に光る素敵な歌詞だと思います♪
2017/08/08
ああ、伝わってよかった(笑)。
説明文になるのを回避するため、どんどん引き算したら、今度は伝わるかどうかがきわどい感じになってしまったというオチ。難しいなぁ。
ひとまず、楽しんでいただけたら、幸いです。
2017/08/08
とてももどかしい感じがしました(笑)
2017/08/08
最後の締め方がなんとも切なく感じさせるなと思いました。
個人的に「泣けない」というところが胸にしみました。
2017/08/09
好きな子と別れたあとの寂しい気持ちが切ないです(;_;)
GOODです!
2017/08/09
今までのさくさんの言葉の感じとは違って、ズシンとくるような感じでした。
引き算してるからですかね?
雰囲気ばっちしで自分も夏の詞が書きたくなりました笑
2017/08/09
tk77さん- もう、どうにもこうにも踏み出せない情けない感じを汲み取っていただけたようで、感謝です。GOODも、ありがとうございます。
Sakさん- 読後感にはいつも気を使いますよね。胸にしみるフレーズがあったこと、とても嬉しく思います。ありがとうございます。
まなもさん- 好評価、とてもうれしいです。色々気を使って書いた甲斐がありました。GOODもありがとうございます。
ミズさん- 確かにそうかも(笑)。引き算しすぎると、合理化されてすこし言葉が重く、硬くなるのかもしれませんね。気付きとさらにGOODまで、ありがとうございました。
て、それはともかく、夏の詞、ぜひ!(笑)
2017/08/15
2017/08/16
感情移入してくれたんですね、とてもうれしいです。
ちょっとドライになってしまったかな、と思っていたので。
GOODまで、ありがとうございました。