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yoshiomi 投稿 - 2017/07/29 更新 - 2017/07/30 0 Comments 423 Views
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勇気を出して誘った
真夜中の天体観測
サンダル姿がやけに眩しく見えてしまった


迎えてくれた星たちに挨拶もしないまま
輝く月明かりを私は目隠しで遮った


失恋のミーティア
願いを叶えてくれない
世界にたった二人だとしてもきっと恋人にはなれないと告げられた
心の空間を埋める
恋だとしても好きだった
友達だと紹介されるくらいなら
あなたの声が聞けなくてもいい…


雨が降り始めて雲が空を抱きしめてる
冷たい水が頬を熱くした


歪んでくこの気持ちは
最後まで痛みをくれるはず
望遠鏡で瞳の奥まで見つめて焼き付けたい


夢見るプレリュード
荒れた肌を触りながら
ほかに好きな人がいると照れて視線を星に向けて
私には見向きもしないね
お気に入りのネックレス
暗闇でも輝くのに
星の光と涙の光が邪魔する
惨めなままで立ち竦む


この時間は一生の中で僅かな瞬間
「じゃあ…」なんて軽く離れてく
あなたを愛してる


ひとりで見上げる星空
あくびをしたふりをして
泣いてなんていないと強がり続けた
あなたの声だけでも聞きたい…


宇宙のモニュメント
胸をおさえても溢れ出す
「会いたい」なんてありがちな言葉をつい言ってしまう私だけど
失恋のミーティア
叶わなくて良かったと思えるほどの人に巡りあえますようにとお願いする




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