誰にも見つかりたくなくて街灯の明かりを避けて歩いた
それでも夜空に浮かぶ星は僕を見透かすようで
誰にも知られないままで消えてしまえたらと思っていたのに
いつの間にか増えた思い出を数えるのにも慣れて
一体 僕は 何を待っているんだろう
揺れて 流れて 蛍のように
真っ暗な海の中を 泳いでいたんだ
光っては 消えて それでも尚
また光輝くのは 誰の為なの
触れられそうなほど近くて 抱きしめるには程遠くて
壊れてしまいそうなほど優しく儚い光は
僕の 目の前 通り過ぎて行ったんだ
乱れて 溢れて 命のように
その正体をいつまでも 探しているんだ
光っては 消えて それでも尚
まだ僕はそれを 見つめていたいな
ひとつまたひとつと灯る
その光景を あの思い出を
僕はいつも待っているんだよ
ねぇ
揺れて 流れて 蛍のように
真っ暗な海の中を 泳いでいたんだ
光っては 消えて それでも尚
また光輝くのは 僕の為なの?
乱れて 溢れて 命のように
その正体をいつまでも 探しているんだ
光っては 消えて それでも尚
消えては 光って それでも尚
2 Comments
2017/06/29
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どこかノスタルジックな哀愁というか、
幻想的な情緒が溢れてますね♪
前書いていた「聲の形」もそうですけど、
ミズさんは間接的な言葉でぼんやりと
本質の輪郭を創り出すのが上手いですね(^^)
僕なんか核心をズバズバ書いちゃうから、
情緒感がなかなか無くて恥ずかしいです(笑)
2017/06/29
goodありがとうございます。
Baronさん
コメントありがとうございます。
実は近しい人が亡くなって、その反動もあって書いた詞になります。
そのせいかノスタルジー感出てますよね笑