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人生は無駄だった〜〜〜!(ジャーン)
monica_Japonica 投稿 - 2017/06/21 更新 - 2017/06/21 0 Comments 162 Views
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青信号の道を横切ってしまうのは
自然に自分を少しだけ軽く見てるから
漫画の主人公が何だか鼻につくのは
全てを知ってしまったら案外自分だったから

同じ高校の女の子 AV女優になったらしい
名前を持っていないだけで僕も似たようなもんさ
だけど彼女の人生を 少し破滅させれるような
卒アルを握っていることに満足してたりして

宴のあとに何だか虚しくなってしまうのは
偏見や悪意を種に愛されたから
深夜バラエティをずっと眺めてしまうのは
偏見や悪意をそれでも愛しているから

同じ方向の女の子 宝箱を見つけて去る
僕の汚れたメガネじゃ見えなかったんだけどな
だけど彼女の人生に 僕が少しだけ居たこと
そんなちっぽけなことに何だか意味を探してしまう

生きることが出来るのなら
全てはMUDAじゃなかったのか でも
生きることは出来ない だから
有り余る力を絶望に注ぐんです


帰らない理由を探してうろついているのは
何が無駄な時間なのか知りたくないから
都会で見えない星の歌を書きたいのは
一つぐらいあの頃の自分を勝たせたいから

ぶっちゃけ上手くいっている 掴めないものも多いけど
期待しなければそれなりに幸運は転がっている
だけどなんか違うような 気がして電車を見送った
イヤホン忘れてきたから今日はもう何も楽しくない

生きることが出来たのだから
全てはMUDAじゃなかったのさ そう
生きることは出来ない人の
有り余る絶望が力に変わるんです


なんか嘘ついてたのに気づいたのは
君が絶望を僕の前で口にしたから
大人になったつもりで諌めてる僕が情けなくって
同じ言葉で泣いてあげることが
今の君にとって幸せなはずなのに
何で泣けないのか考えて答えは出た
気づかないうちに傷にパテを飲ませて居た
諦観が生んだ幻覚に騙されて居た

やっと気づいた 二度と泣けないくらいなら
もう生きることなんか出来なくてもいい

生きることが出来た それは
全てがMDMAのせいだったのさ もう
生きることは出来なかったが
余りある力を絶望に寝かすんです
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