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この題名で失恋ソングを書くなんて思ってもいませんでした。
recc_1019 投稿 - 2017/05/29 更新 - 2017/05/31 4 Comments 322 Views
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まだこの作品をgoodと言った人はいません
思い出に浸っていた 君を目の前にしながら
これまで逃したチャンスを心の中で悔やんでいた

幸せそうな笑顔 新しい世界を見つける毎日
その今という輝きにくらんで僕は目を背ける

二人で過ごした時間をすべて集めてみたとして
これだけなのかと立ち尽くしてしまうだろう

ここでもう終わる最後の恋に おしゃれでもない居酒屋で
他愛のない 差し障りのない そんな会話で消えていく時間
君が大好きなパクチーサラダ 思いっきり頬張ったら
強い苦味にこれまでの思い出が消えていく

賑わっていた店内も次第に人が減っていき
君が何度か確かめる時計に急かされているようで

少し酔った顔の君を見つめたら胸が鳴って
溢れそうなほど好きな気持ちになぜ今頃気づいたんだろう

駅のホームに君だけの電車が滑り込み
またねって言ったのは僕の青春に向けてだ

加速して離れていくその電車に 重ねてしまうあの時間
永遠のようで 一瞬で もう二度とここに戻って来られない
君の去り際 僕は上手く笑えていただろうか
涙目になっていたらそれは君のせいじゃないから
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4 Comments

退会済み
2017/05/29
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題材もそれを使って練り上げた構成も
面白くて見事だと思いました(^^)
僕も投稿はしてないですが、
方向性が全く同じの失恋ソングを書いていたので、
ちょっと驚きもありました♪
ちなみに僕の題材はジャスミンティーでした(笑)
recc_1019recc_1019
2017/05/29
ありがとうございます。
同じような詞を書かれたんですね!
なんだかボケが被ったみたいで恥ずかしいですね(笑)
12ad54312ad543
2017/05/30
最後のフレーズにしびれました!
視点、言葉選びが素晴らしいと思います!
recc_1019recc_1019
2017/05/31
シカさん、ありがとうございます。
最後は自分でも気に入っている終わり方なので嬉しいです!
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