作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

画面の中では勇者で
画面の外では魔物扱い、、、、

ある日旅立った。
広大な世界<<ストーリー>>へ
まだ弱すぎる装備、
自分が勇者じゃなかった頃
世界が僕を否定したから。
駆け込んだ、疑似の国、
ああ、魔法の国へ。

剣を振るい、敵を倒し
次から次へと廃人へ<<レベルアップ>>
キーを叩く音が響く
隔離されたこの部屋で。
現実全部投げ捨てて、
ファンクションキーを叩く、意味の無い、「毎日」

リアルのドアが叩かれる。
画面のこちらの世界で、
「お願いだから」と呼ばれ、
面倒だからとクエスト破棄。
画面の向こうの世界で、
「お願いします」と呼ばれ、
経験値が美味しくて、
２つ返事でOKをした。

こんな、日々が、繰り返される。
急のメンテ、「ふざけんじゃねぇ」
やがて、気付く、自分の孤独さに。

ああ。。。


嗚呼あああああああああああああああああ！！！！


投げ捨てたほんの「１０年」
費やした少しの「人生」
得たものはレアアイテムと
「壊滅していく現実<<約束された結末>>」

リアルのドアが叩かれる。。。。
ことはもうなくなっていた
課金を重ねた「世界」<<ワールド>>
貯金をしなかった「世界」<<リアル>>
隔離されたこの部屋で、
君はきっと勇者だ。
部屋から出れば現実の
「魔物」に襲われるとも知らず、



リアル　の　君　は　、　まだ　。

レベル　「１」　の　君　だ。

「「ネトゲ」」　の　中で　の　君　は　、


レベル　「100」　の　『戦士』

タグ : [ 編集 ]