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生きてる意味がわからずに、自分を傷つけたことがありました
kinoko0929 投稿 - 2017/05/23 更新 - 2017/07/16 2 Comments 2441 Views
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雨の夜は嫌い
やけに街が暗い
みんなどこへ行くの
帰る場所はあるの

声をかけてほしい
髪を撫でてほしい
少しだけでいいの
生きる意味がほしい

ああ あたしは汚れてしまった
ああ 拭いても拭いても消えない

さみしいと 言えないほど さみしくて
誰でもよかった なんでもよかった
独りでいるのが辛かった
苦しいと 言えないほど 苦しくて
どこかで待ってた いつでも待ってた
心の底から叫んでた
ダレカアタシヲ・・・見つけて

はしゃぐ声が嫌い
そっと店を出よう
どこへ行けばいいの
帰る家がないの

黙りこんだ電話
受信“ゼロ”のメール
声をかけてほしい
傘をかしてほしい

ああ あたしはどんどん堕ちてく
ああ 生きてく理由を知りたい

悲しいと 言えないほど 悲しくて
ぬくもり求めた ひととき求めた
誰かと一緒にいたかった
助けてと 泣けないほど ひねくれて
かわいくなかった すべてを捨ててた
ことばにできずに叫んでた
ダレカアタシヲ・・・愛して
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2017/05/24
過剰なまでの自意識と向き合う世代の心理が上手く表現されていると感じました。
kinoko0929kinoko0929
2017/07/16
さくさん、コメントありがとうございました。

過剰なまでの自意識は、
10代には肥大化しますよね。
家庭環境に恵まれず、
さみしさから夜の街に吸い寄せられていく
女の子の気持ちを書いてみました。
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